”家を出るギリギリの時間まで寝て、バタバタでメイク!
夕方鏡で自分の顔を見ると、ファンデがよれてお肌もボロボロ・・・(泣)”
なんて経験をしたことはありませんか?
今回は「時短ベースメイク」について、前回に引き続きフリー美容ライター・上田麻里さんに解説していただきました。
某有名企業でもブロガーとして活躍なさっている上田さんのベースメイク講座は必見です!
[このコラムを提供してくださったライターさん]
現役美容ライター”上田麻里(うえだ まり)”さん。
自身のブログのみならず、多くのWEBメディアでもスキンケアを中心としたコラムを執筆されています。
■ブログ・HP■
公式HP:美容ライター上田麻里 Official WebSite
アメブロ:美容ライター上田麻里!健康で美しく生きるための秘訣
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↓以下より上田さんの記事になります。↓
目次でパッと理解する
時短で美肌を叶えるベースメイクアイテム&今すぐできる時短ワザ!
前回、忙しい女性におすすめの「時短スキンケア」のコツをご紹介させていただきましたが、今回は、時短で美肌を叶える「ベースメイク編」です。
メイクの中でも、顔全体のイメージを左右するベースメイク。
時短で手軽に完成させたいけれど、テクニックが必要そう…。と思っていませんか?
そんな女性でも手軽に取り入れやすい便利アイテムはもちろん、普段使っているベースメイクだけでもできる、時短の裏技をご紹介します。
時短でもベースメイクはキレイに仕上がるの?
化粧下地やファンデーションなどは、1つ1つゆっくりと時間をかけて重ねていくことで、美肌を作っていきたいところですが、忙しい朝にはそんなに手間をかけていられない!と悩んでいる人もきっと多いはず…。
でも、大丈夫!最近は時短でもキレイに仕上がる優秀なベースメイクアイテムが豊富に揃っていますよ。
また、今、手元にあるアイテムだけを使って時短を叶える方法もあります。これは使える!というものがあれば、ぜひ取り入れてみてくださいね。
【時短で美肌を叶えるベースメイクアイテム4選】
1.BBクリームなら1本でしっかりカバー
1つ目のお役立ちアイテムは、「BBクリーム」。
ここ数年で、耳にする機会がとても増えましたが、実際にどんなアイテムなのかご存知ですか?
BBとは、「Blemish Balm(ブレミッシュ バルム)」という言葉の頭文字で、「傷を修復する軟膏」という意味を持ちます。
本来は、皮膚科でピーリング治療などを行ったあとのデリーケートな肌を守るために、開発されたクリームファンデーションなんです。
美容液成分が豊富で、化粧下地や日焼け止めなども入っているものが多いので、スキンケア後にこれだけ塗ればOK!
テクスチャーも比較的、伸びがよいので、忙しい朝でも手軽にベースメイクが完成します。
わりとしっかりとカバー力のあるものが多いので、隠したい肌悩みがある人にもぴったりです。
2.時短でナチュラルに仕上げたいならCCクリーム!
BBクリームが流行りだしたあとくらいから、次に注目を集め始めたのが「CCクリーム」。
実はCCクリームの定義はメーカーによって様々。
一般的には、Color やCare などの頭文字を取ったもので、主に「肌色の補正」に優れたクリームタイプのファンデーションを指します。
BBクリームと一見、同じようなものかな?と思いがちですが、本来の目的から言うと全く別のものです。
ただし、CCクリームもBBと同様に、1本でベースメイク悩みを補正してくれるので、時短になる便利アイテム。
特に、肌色補正に優れているので、肌の色をワントーン明るく均一にしたい、赤みや色ムラなどをカバーしたい、シミやそばかすなどをカモフラージュしたいという女性に人気!比較的、薄付きのものが多いので、ナチュラルに仕上げたい方にもおすすめです。
3.紫外線対策まで完了するUVカット乳液
前回、時短スキンケアをご紹介しましたが、その延長でスキンケア(乳液)と紫外線対策を一気に済ませてしまうという便利アイテムも登場しています。
通常、日焼け止めには保湿力はほとんど期待できません。
そのため、化粧水→乳液(もしくはクリーム)とスキンケアを終わらせたあとに、日焼け止めを塗りますが、「UVカット乳液」なら保湿と同時に紫外線対策も完了できてしまいます。
選ぶ時は、保湿力にもきちんと重点をおいているものがおすすめ。
また、日焼け止めはいくら肌に優しいタイプでも、長時間つけたままにしていると負担となってしまうため、夜のスキンケアでの使用はNGです!外出前のスキンケア時に使用してくださいね。
4.トレンドのクッションファンデも時短にぴったり!
ここ1・2年で、一気に注目を集め、定番化しつつあるクッションファンデ。
実は、これも時短で美肌を叶える優秀アイテムです。みずみずしいリキッドファンデーションをクッション(スポンジ)に染み込ませたものをコンパクトに収納したもので、多くのメーカーから発売されています。
リキッドファンデーションは、ツヤっぽい仕上がりになることや保湿力に優れている点などが魅力ですが、一方で、持ち運びができず、外でのお直しに使えないのが難点…。
さらに、塗る時には、1度手やスポンジに取り、少しずつ重ねていく必要があるため、手が汚れるなど、忙しい朝にはちょっと面倒…と感じることも。
その点、クッションファンデは、付属のパフをクッション(スポンジ)に押しあて、ファンデーションを染み込ませたら、そのまま直接塗ることができるので、まさにパウダーファンデーションとのいいとこ取り!
化粧下地やフェイスパウダーが必要ないアイテムも多いので、これ1つで手軽にツヤ肌が完成します。ツヤっぽい仕上がりが好みだけれど、リキッドは苦手…という人にもおすすめです。
【手持ちのアイテムだけでできる時短ワザ!】
最後に、手持ちのベースメイクアイテムだけでできる時短の裏技を2つご紹介します。前もって時短コスメを用意していない時でも大丈夫なので、ぜひ活用してみてくださいね。
1.乳液に化粧下地・ファンデーションを混ぜて使う
普段使用している乳液(またはクリーム)に、化粧下地やリキッドファンデーションを混ぜて使うテクニックが時間のないときに役立ちます。
お持ちのものがパウダータイプの場合とリキッドタイプの場合のポイントをご紹介しますので、ぜひ活用してみてくださいね。
(1)パウダーファンデーションを使用している場合
スキンケアの最後に使用する乳液(もしくはクリーム)に化粧下地を混ぜて使用します。化粧水で肌を整えたあと、いつも使っている乳液やクリームを手の平に取り、化粧下地と混ぜ合わせます。
化粧下地は、紫外線カット効果があるものや薄く色付きのものであれば、なおベスト。
乳液やクリームが多すぎるとべたつきや崩れの原因になるので、量を調節しながら混ぜましょう。
混ぜたものを、顔全体に塗り広げたらベースはほぼ完了!
そのあとは、いつも使っているパウダーファンデーションを軽く乗せますが、ここではできればパフではなく、「フェイスブラシ」がおすすめ!
さらっと乗せると手軽に自然な仕上がりになりますよ。
(2)リキッドファンデーションを使用している場合
普段、リキッドファンデーションを使用している人ももちろん、時短ワザが使えます。
スキンケアの最後に使用する乳液(もしくはクリーム)に同量程度のリキッドファンデーションを混ぜ合わせます。
混ぜたものを顔全体に広げれば、簡単にツヤっぽいベースメイクが完成です!
テカリが気になる場合は、フェイスパウダーをブラシで気になる部分に軽く乗せましょう。
実はこのテクニックは、プロのメイクさんなども使っている裏技!
でも、それは時短のためではなく、素肌っぽいツヤのあるベースメイクに仕上げたい時や、乾燥肌で保湿力を高めたいときなどに使われています。
時短でありながらも、ツヤ感や保湿力も叶えてくれる嬉しい使い方です。
ただし、基本的にはスキンケアもベースメイクも、それぞれを個別に使って効果が発揮できるように設計されていますので、時間がない時の裏技として使ってくださいね!
2.目の下の三角ゾーン&Tゾーンにのみファンデーションを塗る
ファンデーションは、ついつい顔全体に塗らなければいけないと思われがちですが、実はポイントとなる2か所だけきちんと塗っておけば、美肌に見せることができるんです。
また、この方法は厚塗り感の防止にもなりますよ。
1つ目は、「目の下の三角ゾーン」。
頬の高い位置→目頭の下あたり→小鼻の横あたりを結んだ部分が「頬の三角のゾーン」。
ここがきちんと整えられていれば、肌全体の印象が明るくなり、美肌に見せることができるんです。
普段から塗るのはここだけ、という人もいるくらいなので、時間がない時は、ぜひこの「三角ゾーン」だけは塗る、ということを覚えておいてくださいね。
また、もう少しだけ時間がある時や、オイリー肌の人はぜひカバーしておきたいのが「Tゾーン」です。
ここは皮脂の分泌量が多くテカリやすい場所。時間が経って、ここがベタベタしてくると汚く見えてしまいます。
さらっとパウダーを払うだけでもいいので、皮脂対策をしておくのがベストです。
使用するアイテムは、手持ちのファンデーションはもちろん、今回ご紹介したBBクリームやCCクリーム、クッションファンデなどを使っても大丈夫です。
寝坊してしまった!そんなときには、時短ベースメイクを上手に活用!
朝はなにかとバタバタとしてしまうことが多いものですよね。
でも、すっぴんで出かけるのはちょっと…。そんな時には、今回ご紹介した時短を叶えるベースメイクアイテムを活用してみたり、手持ちのアイテムでできる裏技をぜひ取り入れてみてくださいね。
いかがでしたか?
どんなに忙しくても、女子はいつでもキレイな姿でいたいもの。
自分に合ったベースメイクアイテムやその活用方法を取り入れて、限られた朝の時間を有意義に過ごしてくださいね。