脱毛の毛周期とそれぞれの脱毛法によって抜ける毛のメカニズム

毛には「毛周期」と呼ばれるサイクルがあります。
脱毛効果を高め効率よく行うには、「毛周期」に合わせて脱毛することが大切です。
今回この記事では毛周期について詳しく紹介し、効率の良い脱毛を行うための脱毛にベストなタイミングを紹介します。
また脱毛店舗で行っている脱毛法の毛が抜ける仕組みも、紹介するので参考にして下さい。
目次でパッと理解する
毛は生え変わりを繰り返している!
はじめに毛周期について詳しく解説していきます。
毛の生え変わりのしくみ「毛周期」とは
毛には「毛周期」と呼ばれる発育周期があり、「成長期(初期)」「成長期(後期)」「退行期」「休止期」の4段階があります。
全ての体毛は、このサイクルによって生え変わりを繰り返しています。
現在、肌表面に見えている毛は全体の毛20%程度です。
そのため脱毛をして表面上の毛が抜け落ちても、残りの毛は皮膚の下で眠っていたり抜け落ちて次の発毛の準備をしています。
休止期は表面上生えている毛がなく、メラニン色素に反応する脱毛方法の場合ダメージを与えることができないので、脱毛の施術をしても意味がなくなります。
そのため脱毛効果の高いベストなタイミングは成長期の時です。
成長期(初期)
皮下で毛母細胞の分裂がはじまり、発毛しはじめた状態です。
成長期(後期)
毛母細胞の細胞分裂が活発になり、栄養を吸収しながら毛が急成長する時期です。皮膚表面から出て毛が伸びていきます。
退行期
毛母細胞の活動が終了し、成長を終えた毛が抜け落ちるまでの時期。毛乳頭の繋がりが弱くなり毛が抜けやすくなっています。
休止期
毛が抜け落ちて、次の毛周期がスタートするまでの活動を休止している時期です。表面上は毛が生えていない状態でも、毛根部は生きています。
発毛の構造について
ムダ毛の見えている部分を「毛幹」、皮下に埋もれている部分を「毛根」と言います。
毛根部は毛を発毛させるための組織や細胞で構成されています。
毛根部にある「毛乳頭」には発毛に必要な栄養や酸素が運ばれ、毛母細胞へと受け渡されます。
この毛母細胞が酸素と栄養によって細胞分裂を繰り返すことで発毛します。
毛が再生しないためには毛母細胞の活動を破壊または弱らせる必要があり、脱毛サロンでは毛根をターゲットとして脱毛していきます。
しかし現在は新しい脱毛方法があり、毛根ではなく「バルジ領域」と呼ばれる発毛因子をターゲットとした脱毛方法があります。
バルジ領域は肌表面部分にあり、毛が抜け落ち毛根がなくてもダメージを与えることができます。
毛根をターゲットとしない脱毛なら早い脱毛完了が目指せる
新しい脱毛方法である「バルジ領域」をターゲットとする脱毛方法であれば、ある程度毛周期を気にせず脱毛ができます。
ここでは早めの脱毛完了が目指せる脱毛店舗を紹介します。
最短8ヵ月で脱毛完了が目指せるフレイアクリニック
- 最短8ヵ月で脱毛完了できる
- 蓄熱式脱毛だから痛みが少ない
- 全身脱毛5回が月々5,900円
フレイアクリニックは蓄熱式脱毛を採用している医療脱毛クリニックです。
黒い色素をターゲットとせずバルジ領域の毛包にダメージを与える脱毛方法なので、最短8ヵ月で脱毛完了が目指せます。
施術時間も最短60分と短くあっという間に終わるので、体に負担もかからないのも嬉しいポイントです。
医療脱毛は脱毛料金の高く支払いに不安がありますが、フレイアクリニックは月々5,900円で通えるのでオススメです。
業界最安値の低価格! \ 全身脱毛5回 173,800円/ | ||
---|---|---|
月々5,900円 | テスト照射は 無料です! |
SHR脱毛で毛周期を気にしない!ラココのSHR脱毛
- 全身脱毛が月額3,300円
- 最新のルミクス脱毛で毛周期関係なく脱毛できる
- 脱毛完了が早い!最短6ヶ月でツルツル美肌
ラココのルミクス脱毛は、毛根をターゲットとしない脱毛方法で1ヶ月に1回通えます。
最短6ヶ月で脱毛完了が目指せるので、早くツルツル美肌をGETしたい人にオススメですよ。
また月額3,300円で通えるので、支払いに不安のある人も安心して通える脱毛サロンです。
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全身脱毛 (顔・VIO込) | 月額3,300円 |
部位別によって変わる毛周期の目安
毛周期のサイクルは一般的に2~3ヶ月といわれていますが、部位によってバラつきがあります。
部位 | 成長期 | 休止期 |
---|---|---|
ワキ | 約3~4ヶ月 | 約3~4ヶ月 |
腕 | 約3~4ヶ月 | 約3~4ヶ月 |
足 | 約4~5ヶ月 | 約4~5ヶ月 |
VIO | 約1~2年 | 約1~1年半 |
顔 | 約1~2ヶ月 | 約1~2ヶ月 |
毛には「性毛」と「無性毛」という種類があり、VIOやワキなど体が発育していく際に生えてくる「性毛」は毛周期が長い場所と言われています。
毛周期が長い部位は脱毛に時間がかかるため、コースを追加したり回数を増やしていきましょう。
各脱毛法のしくみと毛周期の関係について
毛周期に合わせて施術を行う脱毛方法は、上記で紹介したサイクルを知り効率よく脱毛を行いましょう。
ここでは毛周期に左右される脱毛方法の仕組みについて解説します。
毛周期に左右される脱毛方法はサイクルを知って効率よく
毛周期に合わせて脱毛する方法は、毛周期に合わせて脱毛することで効果がでます。そのため施術を受ける時期も2・3ヶ月ごとです。
ただ脱毛法によって、どの時期の毛に脱毛効果があるかは微妙に違ってきます。
ここではフラッシュ脱毛・レーザー脱毛・ニードル脱毛の3つの方法について説明していきます。
ニードル脱毛で毛がぬけるしくみ
レーザー脱毛やフラッシュ脱毛が誕生する前には、ニードルが脱毛法の主流でした。
毛穴の一つ一つに細い針を刺し、刺した針に電流を流すことで毛根部にある発毛組織を破壊します。
脱毛効果はとても高いですが、痛みが強く施術時間も長く費用も高いというデメリットがあります。
毛穴を確実にターゲットにする必要があるので、間違いなく毛穴に刺入できるように毛を1cm程度伸ばしておきます。このため、成長期、退行期の状態でも施術できますが、休止期には施術できません。
刺入後は、使用する技法によって1秒~15秒ほど針に電流を流します。電流の熱処理で発毛組織にダメージを与え、1箇所の毛穴が終われば次の毛穴へ。この作業を繰り返すため、施術には時間がかかります。
熱処理した毛穴から再び毛が生えてくることがほとんどないので、確実性が高く、効果が永久に続く唯一の脱毛法です。
⇒「ニードル脱毛の仕組みって?」気になる痛み・回数や料金も徹底解説
レーザー脱毛で毛がぬけるしくみ
レーザー脱毛は波長の長さによって、特定の色にのみ反応するというレーザー光線の特徴を使用しています。
メラニン色素にのみ反応するレーザー光線を限局的に照射することで、発毛組織を徐々に破壊していくのがレーザー脱毛のしくみです。
ひとえにレーザー脱毛といっても、使用する波長の違いによって数種類のレーザー脱毛法があります。一般的に使用頻度が高いのは、アレキサンドライトレーザー脱毛とダイオードレーザー脱毛です。
毛周期のうち、成長期の毛のみに効果を与えることが出来るので、毛周期のサイクルに合わせて2~4ヶ月おきに施術して、徐々に発毛組織を破壊していきます。
照射時には、剃毛した脱毛部位を、冷却しながら1~1.5cm程度の限局的な範囲ごとに処理していきます。照射された毛乳頭や毛母細胞はダメージを受けるので、照射後、徐々に毛と毛乳頭の接合が弱くなっていき、2週間程度でムダ毛が抜け落ちます。
完全に毛根部が破壊されていない場合や成長期ではなかった毛は、施術後、再び生えてくるので、何度も脱毛回数を重ねる脱毛法です。
フラッシュ脱毛で毛がぬけるしくみ
エステサロン、脱毛サロンで主に利用されているフラッシュ脱毛は、美容行為に該当します。
医療行為ができるクリニック、医療機関以外では発毛組織を完全に破壊する行為は禁じられています。といっても、フラッシュ脱毛の原理そのものは、レーザー脱毛とそっくりです。
光の熱エネルギーを照射することによって、毛根にある発毛組織にダメージを与えます。
フラッシュライトもレーザーと同じく、毛のメラニン色素に吸収させる光。成長期の毛のみに効果を与えるので、レーザー同様、成長期に合わせて2~4ヶ月に1度の施術を繰り返し、毛の再生力を奪っていきます。
レーザー脱毛との違いは、波長がまばらな光を放射的に照射すること。このため、痛みは軽く、1回の施術時間における出力値は弱いので、脱毛効果を得られるまでの施術回数や期間が多く必要です。
施術後に照射された成長期の毛が次第に弱くなり、2週間程度で抜け落ちます。
1度では全ての毛に照射できず完全に発毛組織を破壊することは不可能なので、しばらくすると残っている毛根からまた毛が生えてきますが、再生しても徐々に細く弱く、そして少なくなっていきます。
フラッシュ脱毛でも死滅した毛母細胞が復活することはありません。つまり、回数を重ねて全てのムダ毛の脱毛が完了すると、不再生の状態になるのです。
「フラッシュ脱毛って何?効果や回数は?」基礎知識のまとめ
脱毛は毛周期に合わせて効率よく行いましょう
脱毛には毛根をターゲットにする脱毛方法と、バルジ領域と呼ばれる場所をターゲットにする脱毛方法があり、後者であれば毛周期に左右されず脱毛ができます。
毛周期に左右されない脱毛方法であれば早めの脱毛完了が目指せるので、すぐにツルツル美肌をGETしたい人にオススメです。
毛根をターゲットとする脱毛方法であれば、毛周期に合わせて効率よく脱毛を行いましょう!
⇒脱毛による肌トラブルは誰にでおこる可能性あり!対策方法をチェック