ピルを飲んでいても脱毛できる?脱毛効果と体への影響は?

「ピルを飲んでいても脱毛できる?」「ピルって脱毛と関係あるの?」という疑問をよく耳にします。
ピルは継続して利用し続けるもののためピルをやめることはできないけど、脱毛もしたいですよね。
ピルを服用することで脱毛へ影響はあるのでしょうか?また、ピルを服用中でも問題なくサロン脱毛ができるのでしょうか?
ここではピルと脱毛との関連性について詳しく解説していきます。
目次でパッと理解する
ピルを飲んでいてもほとんどのサロンで脱毛はできます!
結論から言うと、ピルを飲んでいても脱毛をすることが可能です。
ピルは毎日の継続服用でホルモンバランスを調整する薬なので、体調を一定の状態に保ちやすくしてくれます。
避妊や副効用の目的で処方されるピルは低用量のものなので、脱毛にまで影響するようなことはまずありません。
ピル服用中に脱毛をしたい場合の注意点!
ピルを飲み始めたことによってホルモンバランスが変化するため、まだバランスが安定していない初期の状態では肌トラブルが起きやすくなる傾向にあります。
ピルを飲むとシミができやすくなる!?
妊娠すると乳輪や乳首の色が変わるという話を効いたことがありませんか??
それは妊娠中に増えるホルモンにメラニン色素を増やす作用があるためです。
妊娠するとエストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンが増えます。この2つのホルモンにはシミの元であるメラニン色素を増やす作用があるので、通常よりもシミや黒ずみが出来やすい状態になります。
そのため妊娠中と同じ体質になるピルを服用しても同じくシミや黒ずみができやすくなるので服用中は日焼けや摩擦など、肌への刺激は厳禁です。
光やレーザー脱毛の多くは、シミや色素沈着のある部分の脱毛はできません。できるだけシミや黒ずみ、色素沈着などは作らないように注意しましょう。
服用中や服用後で体毛の濃さが変わる
- 女性ホルモンが多いと髪が多く、体毛が薄くなる
- 男性ホルモンが多いと髪が薄く、体毛が濃くなる
女性ホルモンを多く含むピルを服用した場合は通常よりも体の毛が薄くなったように感じたり、服用をやめた場合は毛が濃くなったように感じたりします。
ピルの服用を止めると「脱毛サロンに行って、脱毛したのに逆に毛が濃くなった」と感じることもありますが、それは脱毛の効果がないのではなく、ピルの服用をやめたことによる体毛自身の変化です。
ピルを服用していると脱毛できないサロンもある
個人で経営している脱毛サロンなどでは、ピル服用中の脱毛を断る場合もあります。
上述したように、服用中はシミができやすくなる・服用後は服用中よりも毛濃くなる可能性があるため、そこに関するトラブルを考えての対処かもしれませんね。
いずれにせよピルを服用すること自体が施術や脱毛効果に悪影響を与えるわけではないので、安心してください。
ピルを服用しながら脱毛するには?
ピルは避妊目的のみでなく、さまざまな効用が得られるので多くの女性が服用しています。服用することにより脱毛の効果が下がる心配はありません。
小さなサロンではピル服用者の脱毛を断るところもありますが「ミュゼ」「銀座カラー」「シースリー」「エタラビ」など多くのサロンは服用中でも脱毛ができます。
しかし万が一脱毛で肌トラブルなどが生じたとき、サロンに申告している身体の状態と異なることがあった場合はトラブルになる可能性があるので、ピルを服用している場合はカウンセリング時などの契約前に必ずサロンに伝えてください。
また、ピルは長期間にわたって服用し続けることでホルモンバランスをコントロールするお薬です。
服用を始めて数か月はホルモンバランスが不安定になりやすいので安定するまで様子をみてから脱毛を始めてみてください。
ピルを服用しながら脱毛するなら相談しやすいお医者様・クリニックを見つけることが大事です。体の内側からかしこく綺麗になりましょう。