顔の産毛には「糸脱毛」がピッタリ!メリット・デメリット、やり方などすべてお伝えします!

顔の産毛があるとメイクノリが悪くなるし、顔がどんよりと暗く見えるから定期的に剃っている、なんて方も多いのではないでしょうか?
そんな方にオススメしたいのが糸脱毛です!
自宅でカンタンに、しかもほぼ0円で顔の産毛をキレイに処理できる産毛専用の脱毛方法です。
そもそも糸脱毛ってなに?
糸脱毛とは、その名の通り糸を使って脱毛する方法のことです。
やり方はとてもカンタン。動画のよう中央をねじった糸を肌に滑らせます。
動画引用元:youtube https://www.youtube.com/watch?v=EHqdxwnCUSs
このねじった部分が産毛をからめとり、毛根から毛が抜けるというわけですね。
糸脱毛のメリットは?
セルフでできるほどカンタン
動画でもわかるように使うものは基本的に、糸・ベビーパウダー・手袋の3つのみ。やり方も以下の3ステップで終了です。
- 脱毛したいところにベビーパウダーをはたく
- 輪にした細い糸を両手で持ち、ねじる
- ねじったところを肌にあてて左右に動かす
ベビーパウダーは糸が滑りやすく、産毛が糸に絡みやすくするために使います。手袋は慣れるとナシでもOKですが、指に糸をかけるので指が痛くならないように使われることが多いです。
初心者の方でも慣れればササッとできてしまうために、「産毛に気づいたら」「出かける前に気になったら」とスキマ時間にできてしまうのもメリットですね。
糸だから肌を傷つけるリスクが少ない
使うものは普通の糸なので、肌を傷つけることが少ないのもメリットの一つです。
ほかの顔脱毛の方法と比べてみても、
肌への悪影響 | |
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糸脱毛 | ほとんどなし |
自己処理 (ex.シェービング) | 乾燥・肌荒れしやすい |
フラッシュ脱毛 | 赤みがでる可能性アリ |
レーザー脱毛 | 火傷の可能性アリ |
ブラジリアンワックス脱毛 | 毛嚢炎・ニキビなどの可能性アリ |
とほとんど肌への悪影響がありません。
あまりにも強い力で糸を滑らせると、摩擦による赤みがでてしまいます。
糸脱毛発祥の地中国など、海外のサロンや外国人の方がやっているサロンではやり方が少し荒っぽいので注意してください!
脱毛期間が長い!
先述の通り糸脱毛は毛根から毛を抜くため、次毛が生えてくるまでの無毛状態の期間が長めです。
約2~3週間はツルツルのお肌をキープできます。
シェービングなどの自己処理では2.3日なのに対し、とても長いですよね。
かかる料金・費用が安い
糸・ベビーパウダー・手袋しか使わないので自分で行う場合の1回あたりの料金は数百円程でできます。
糸は裁縫糸でOK、他は元々家にあることも多いので、0円ではじめることもできますね。
サロンでも1,000~3,000円程度でできます。
ただサロンでは糸脱毛に加え、眉なら眉デザイン料、全顔ならパックなどオプション付きのメニューが多く、それらを合わせると5,000円程度になってしまうので注意しましょう。
ピーリング効果アリ
糸脱毛は毛を抜くだけではなく、古い角質や毛穴に詰まった皮脂も取り除くことができます。
ねじった糸に絡ませる脱毛法なので、古い角質や毛穴のごく表面にできている角栓も巻きこめるというわけですね。
糸脱毛のデメリットは?
痛みを感じる場合もある
毛を巻き込んで、毛穴から脱毛するので、毛が抜ける際にプチッと痛みを感じることがあります。
初めて糸脱毛する方や、産毛が濃い目の方は毛がしっかりしている分、脱毛時の痛みも強くなりがちです。
ただ我慢できないほどの痛みというわけではなく、ツイッターでは
眉毛の糸脱毛したけど微妙な痛さで結構気持ちよかったです
— じさく (@jigsakuen) June 28, 2016
糸脱毛初体験( *´艸`)皮膚が薄かったり、毛が濃いところはなかなかな痛さだけれども顔が明るくなったように思う!
— ぷちぷち (@puchipuchi24) June 27, 2015
今日人生初のスレッティング(糸脱毛)してきたんだけど、めっちゃつるつるだしとてもよい!続けよう。
— にゃんたろう (@syoua1110) May 21, 2018
と「痛いものの病みつきになる感触だ」という感想が多く寄せられていました。
永久脱毛ではないので定期的に行う必要あり
糸脱毛は脱毛しているうちに毛が生えにくくなる光脱毛やレーザー脱毛ではありません。
そのためツルツルを保つには約3週間に1回のペースで行う必要があります。
セルフでやればさほどお金はかかりませんが、サロンでやるとなると1年で約54,000円ほどかかります。
また光脱毛やレーザー脱毛よりも脱毛するペースが早いので、サロンの場合は通う手間もありますね。
肌トラブルのある方は施術できない可能性アリ
化膿したニキビや吹き出物、赤みやかゆみなどを伴うアレルギー症状、アトピー肌の方は施術ができないこともあります。
糸の刺激が肌トラブルを悪化させてしまう可能性があるので、糸脱毛をする際はニキビ・吹き出物など何かしら症状がでていない時期に行いましょう。
太い毛は脱毛しにくい
糸脱毛はそもそも顔や背中などの産毛専用の脱毛方法です。
腕や脚などの一般的な太さの毛の脱毛には向いていません。
サロンでは太い糸を使い、腕などの毛の脱毛を行ってくれることもありますが、毛の太さに比例するように痛みが増すのでおすすめしません。
セルフで糸脱毛を行う時のポイント
以下のポイントをおさえながら自分でやってみましょう。
- 使う糸はシルキー糸がベスト
- メイク・皮脂は落としてから
- 動かすのは糸ではなく指
使う糸は滑りや肌辺りがいいという点でシルクでできた糸がおすすめ。50m300円前後で手芸屋さんなどに売っています。
糸脱毛をする際は洗顔後のすっぴんで行いましょう。
メイクをしたままや、すっぴんでも皮脂が残っているとどうしても産毛が肌にくっつき、糸との絡みが悪くなります。クレンジング・洗顔後、ベビーパウダーをはたいた状態がベストです。
また上記の通り糸脱毛のやり方は簡単ですが、糸の動かし方はちょっとしたコツが必要です。
1.輪にした糸を親指と人差し指で支えます
2.片手をひねって真ん中にねじれを作ります
3.ねじれの部分を肌にあて、片方の指を開き、もう片方の指を閉じます
3.の状態で右手・左手と交互に指を開いたり閉じたりすることで中央のねじれが動き、ムダ毛をからめとってくれます。
指を動かさずに、手でねじれを動かしていては毛は抜けないので注意してくださいね。
糸脱毛はサロンでもやってくれます。
ただし全国でもわずか37サロンしかないのがネックですね。
自分でも簡単にできるので、興味がある人は試してみてください。